瀬戸会計においてお客様にマイナンバーのお話を差し上げる際に、2つの側面から説明を差し上げるようにしています。
とは言っても、凄く簡単な区別の仕方でオフィシャルなシーンで使用する側面とプライベートのシーンで使用する側面に分けているだけなのですが…
オフィシャルに関するものは、その会社ごとに色々な事情があるのでここでは触れないようにしますが、プライベートについてのお話を少しだけ。
マイナンバーがお手元に届くといっても、どんなものでくるの?という質問が意外と多くいただきます。
マイナンバーは『通知カード』という紙で届きます。
通知カードには
1.個人番号(マイナンバー)
2.氏名
3.住所
4.生年月日
5.性別
が記載されています。
これだけでもマイナンバーとしての機能は十分なのですが、セキュリティの面では如何かな…?
と思っています。
そこで、瀬戸会計では必ず『個人カード』に切り替えて下さいとお伝えしております。
個人カードは通知カードの情報に顔写真とICチップが付加され成りすまし防止に一役かってくれると思うからです。
他の国では顔写真を入れることができなくて、成りすまし事件がかなりの数で生じているという事実があります。
個人カードに変えたからといって、セキュリティが完全とは言いませんが少なくても通知カードよりはマシだとは思います。
また、この個人カード…
作るならすぐにやった方がいいです。
一定の期間は無料で発行してくれるのですが、期間を過ぎると有料になるそうです。
住基カードの発行手数料が1000円なので、同程度の発行手数料がかかるのではないかと思います。
あとよく相談される内容なのですが、お子さんがいるケースでいつからマイナンバーを渡したらいいのか?といものです。
1.高校入学時
2.高校卒業時
3.二十歳になった時
が一般的な感じがしました。
ただどのタイミングでマイナンバーを渡すにしても、お子さんに十分な説明をしてあげる必要性があるというのが共通認識でした。
家族会議でよく話し合って渡すタイミングを決めて頂くことが重要ですね。
このプライベートな側面については、お友達や同僚、取引先等の身近な人にドンドン伝えてあげて下さい。
大切な友達の個人情報が流出すると悲しい思いをするし、同僚や取引先の方の個人情報が流出すると仕事に多大な影響が出てしまいますからね。